目の下のたるみは、老け顔や疲れた印象を与えてしまう原因のひとつです。そんなお悩みを解決してくれる経結膜脱脂法・下眼瞼脱脂術について解説します。

近藤惣一郎院長
SOグレイスクリニック御殿山
東京都品川区北品川5丁目16−25
下まぶたの裏側の粘膜を切開して、脂肪を取り除く治療なので、比較的ダウンタイムが少ない施術といえます。ただ、目の下はとてもデリケートな箇所なので、医師の技術がとても重要です。脱脂しすぎてしまうと目の下の凹みが余計目立つリスクもあるので、患者さんの目のたるみの原因をしっかりと見極め、それにあった正しい治療をすることが大切です。当院にいらっしゃる患者さんも自分の目の下のたるみの原因をしっかりと把握できていない方が多いです。目の下に凹みがあっても、膨らみだけを気にしてこのふくらみさえなくなれば目の下の悩みから解消されると思っていらっしゃいます。しかし、目の下のたるみの要因は1つではなく、ふくらみと凹みが混在しているケースが多いので脱脂だけすればいいという訳ではありません。
経結膜脱脂法(けいけつまくだっし)・下眼瞼脱脂術(かがんけんだっし)とは?
経結膜脱脂法と下眼瞼脱脂術は、どちらも脂肪を取り除いて目の下のたるみやくまを改善する手術です。
下まぶたの裏の粘膜(結膜)から脂肪を除去する方法で、傷口が隠れます。 目の下のたるみ取りの手術の中では手軽な手術で、皮膚と筋肉を傷つけないぶん、腫れや内出血も軽くなります。
経結膜脱脂法・下眼瞼脱脂術のメリット・デメリット
メリット
- ダウンタイムも比較的短く負担が少ない
- 皮膚の表面を切らないので、人から見えるところに傷跡が残らない
- 目のふくらみを除去できる
デメリット
- 脂肪をとり過ぎてしまうと、その部分が凹んでしまうことがある
- シワになる可能性もある
目の下から脂肪を取り除くだけで、余分な皮膚や筋肉は取り除かないため、その部分にあまった皮膚と筋肉は脂肪の無くなった分だけ、しわになりやすい場合もあります。
経結膜脱脂法・下眼瞼脱脂術のダウンタイム
経結膜脱脂法・下眼瞼脱脂術のダウンタイムは、 1週間程。
個人差はありますが、腫れや内出血は1週間程で目立たなくなります。 シャワー、洗髪、洗顔、メイクは翌日から可能ですが入浴は3日目からになります。コンタクトレンズは3日後から使用できる場合がほとんどですが、必ず担当医に相談してから使用を開始するようにしてください。
経結膜脱脂法・下眼瞼脱脂術の料金・費用相場
経結膜脱脂法の相場は、 20~40万円程度
一般的な経結膜脱脂手術の費用の目安とされる金額は20~30万円ですが、クリニックによっては70万円ほどかかる場合もあります。 痛みの感じ方による個人差などで麻酔の内容が変わることや、カウンセリングの料金や手術に必要になる諸費用が別途のところもあります。経結膜脱脂手術は自由診療であり、保険が効かないため、治療料金に差が出てきます。
経結膜脱脂法・下眼瞼脱脂術のQ&A
経結膜脱脂法ってリスクはないの?
この施術を行っている美容クリニックはたくさんありますが、医師の技術レベルの違いが、仕上がりを大きく左右するデリケートな手術法でもあります。 技術や経験が浅い医師が施術を行った場合、必ずしも効果があるとはいえず、脂肪をとり過ぎて凹むといったケースもあるようです。だからこそ、クリニックの実績や症例数、キャリアを確認することが重要です。経験値が豊富なほど、知識やあらゆるケースに柔軟に対応できるはずです。
脱脂術は、施術する医師のレベルは慎重に見極める必要があるのですが、SOグレイスクリニックでは、近藤医師がダウンタイムの比較的短い治療を提供しています。これまでの施術実績は年間2,000人※にものぼり、全国各地から患者さんが通っています。
※SOグレイスクリニックグループ2院の2010~2020年期間の実績
脂肪をとり過ぎて凹むってホント?
目の下の膨らみの部分が無くなったように見える状態まで脂肪を減らした結果、脂肪をとり過ぎて凹むといったことも起こりえます。 最悪の場合、顔の印象が手術前よりも悪くなってしまう可能性も…。そのため、医師の技術レベルによって仕上がりに差がでる、デリケートな手術法ともいえます。
「脱脂すると目の下が凹むってホント?」のページで近藤医師が詳しく解説しているので、気になる方は参考にしてみてください。
目の下のたるみや凹みを解消したい場合、メスを使わない手術法も普及してきているので、軽い症状の方はレーザー照射や注入系などの切らない施術を選んでみてもよいでしょう。
※目の下たるみ・クマの治療について
このサイトで掲載している目の下たるみの治療法は、保険適用外の自由診療です。自由診療は全額自己負担となります。SOグレイスクリニックのレディエッセ注入は1本定価162,800円、TCB-R法であれば定価 547,800円です。症状・治療法・クリニックにより、費用や治療回数・期間は変動しますので、詳しくは直接クリニックへご相談ください。TCB-R法の治療期間に関しては、TCBを行った3週間後にレディエッセ注入を行う為、すべての治療が完了するには1ヶ月程度かかります。
※目の下のたるみ治療のリスクや副作用について
術後4.5日程度で腫れは落ち着きますが、患者さんによっては内出血を生じるケースがあります。
※SOグレイスクリニックの実績について
当院は近藤院長1名がすべての施術を担当しており、SOグレイスクリニックグループ2院の治療実績数は年間2,000人になります。(期間:2010~2020年)
※施術機器について
未承認機器を使用した施術が掲載されています。