切らない治療である超音波治療には、どのような種類があるのでしょうか。超音波治療のメリットやデメリット、費用の相場などについてまとめています。
超音波治療の施術とは?
超音波を照射して目のたるみを改善させる治療ですが、超音波治療は、比較的たるみが軽度の人に向いている治療になります。たるみ解消というより、全体的に引き締めたい方に適しています。
たとえば、高密度焦点式超音波によって、狙った場所に超音波エネルギーを照射し、ゆるんだ皮膚とSMAS筋膜を引き締めてたるみを引き上げるものや、YAGレーザーを皮膚から1~2センチほど離れた位置から中空照射し、表皮の深層から真皮層の上部にかけて熱刺激を与えることで、コラーゲンやエラスチンの産生を促し、肌のハリをアップさせる施術方法などがあります。
他にも、超音波エネルギーを真皮上層~真皮中層部まで当てて加熱することで、コラーゲンやエラスチンの産生を促進させる機器もあります。
ただ、目の下のたるみが強い人、目の下の膨らみが大きい人、逆に凹みやクマが気になる人は、超音波治療では思い通りの効果を得ることは難しいのが現実…。そこで、目の下のたるみや凹みが強い方にも適している治療法についてこちらで詳しく解説しています。
目の下のたるみ治療は、施術する医師の技術、腕の良さに仕上がりも影響される治療ですが、まずは目の下のたるみの原因を見極め、正しい治療を行うことが重要です。顔のたるみ治療の経験豊富な近藤医師がどこよりもわかりやすく、目の下のたるみの原因、それにあった治療方法について解説します。
※SOグレイスクリニックグループ2院の2010~2020年期間の実績
超音波治療のメリット・デメリット
メリット
- 皮膚を切ることなく、たるみ治療ができる
- ダウンタイムがほとんどない
- 広範囲の治療が可能
デメリット
- 効果の持続期間が短い
- 費用が高額になってしまうことがある
- 肝斑などが悪化する場合がある
- 照射後、赤みや腫れなどが出ることがある
- クリニックによって出力やショット数が異なる
- 余分な皮膚が多い人は、皮膚のたるみを改善できない場合がある
超音波治療のダウンタイム
超音波治療は、切開をしないのでダウンタイムはほとんどありません。ただし、使用する機器などによっては、施術後、1週間ほど腫れが続く場合があります。 とくに、ウルセラの場合、赤みや腫れ、違和感などが出ることがあるといわれています。
超音波治療の料金・費用相場
超音波治療は、施術回数や照射のレベルなどによって費用が異なります。
ウルセラの費用相場は90,000~400,000円、ジェネシスは15,000円台~200,000円ほど、タイタンは20,000~200,000円ほどです。
超音波治療のリスク
超音波治療は、切らない治療なので体への負担も軽く、傷跡が残る心配もなく、手軽に受けることができる治療のひとつではありますが、効果が長続きしないので、数カ月に一度、継続的に施術を受けることが必要になります。
超音波治療のQ&A
Q.施術中に痛みはあるの?
痛みの感じ方には個人差があるものの、皮下脂肪の少ない部位のほうが、痛みを感じやすいようです。
Q.効果はどれくらい続くの?
ウルセラの場合、2~3カ月がピークで、その後、半年から1年ほど効果が持続するといわれています。 ジェネシスは、5~10回の施術を受ければ半年ほど効果が持続。タイタンは、2カ月に1回の施術を2~3回行うことで、半年から1年ほど効果が持続します。
Q.超音波治療が受けられないときってどんなとき?
治療箇所に完治していない傷やニキビがある場合は、やめたほうがいいでしょう。妊娠中やアトピー性皮膚炎の症状が重い人、ケロイド体質の人、他の病気を治療中の人も、受けることができない場合があります。
Q.超音波治療後は何に気をつけたらいいの?
施術当日は、飲酒や長時間の入浴は避けたほうが無難です。肌が敏感になっていることがあるので、マッサージや過度の刺激を与えないようにしましょう。 また、紫外線が当たらないように、紫外線対策をしっかりしましょう。

- 経歴
- 1988年 京都大学 医学部卒業 同年 同大学 脳神経外科入局
- 1995年 京都大学大学院 博士課程修了
- 1996年 国立循環器病センター研究員
- 2000年 東京女子医科大学・非常勤講師 倉敷中央病院、大阪赤十字病院、市立長浜病院勤務 東京女子医科大学、日野記念病院脳神経外科勤務 を経て
- 2003年〜 函館脳神経外科病院 勤務
- 2007年〜2010.2 大手美容外科クリニック勤務
- 2010年4月 SOグレイスクリニック御殿山 開院 院長就任
- 同年10月 SOグレイスクリニック大阪 開院 現在に至る
※SOグレイスクリニックグループ2院の2010~2020年期間の実績
※目の下たるみ・クマの治療について
このサイトで掲載している目の下たるみの治療法は、保険適用外の自由診療です。自由診療は全額自己負担となります。SOグレイスクリニックのレディエッセ注入は1本定価162,800円、TCB-R法であれば定価 547,800円です。症状・治療法・クリニックにより、費用や治療回数・期間は変動しますので、詳しくは直接クリニックへご相談ください。TCB-R法の治療期間に関しては、TCBを行った3週間後にレディエッセ注入を行う為、すべての治療が完了するには1ヶ月程度かかります。
※目の下のたるみ治療のリスクや副作用について
術後4.5日程度で腫れは落ち着きますが、患者さんによっては内出血を生じるケースがあります。
※SOグレイスクリニックの実績について
当院は近藤院長1名がすべての施術を担当しており、SOグレイスクリニックグループ2院の治療実績数は年間2,000人になります。(期間:2010~2020年)
※施術機器について
未承認機器を使用した施術が掲載されています。