サプリ

2021年11月02日 火曜日

目袋対策のサプリはあるの?

しわやたるみに有効と考えられている成分には、コラーゲンやビタミンCなどがあります。これらはサプリメントとしても販売されていますので、日々の生活に取り入れることで体の中からケアできます。

上記に挙げている成分のほかにも、ヒアルロン酸やセラミド、プラセンタ、エラスチンなどが肌のハリや潤いを保つために有効な成分であるとされています。そのため、しわやたるみに悩んでいる方は、これらの成分を含むサプリを取り入れてみると良いでしょう。

サプリを利用するメリット・デメリット

サプリを利用するメリット

日々の生活にサプリを取り入れる最大のメリットは、食事では足りない栄養素の補給を行える点です。もちろん、ビタミンやミネラルなどは食事からの摂取が望ましいといえますが、忙しい現代ではいつもバランスのとれた食事をとることは難しいです。そのため、サプリメントを利用して栄養バランスを整えるのです。

また、必要とされている栄養素全てを摂取しようとすると、その分カロリーも多くなることでまた別の問題が出てきます。しかし、サプリの活用により、余計なカロリーを取らず、必要な栄養素を効率よく摂取できる、という点もメリットとしてあげられます。

サプリを利用するデメリット

サプリは薬ではありませんし、治療を目的としたものではありません。ここでは、サプリを利用することで考えられるデメリットについて紹介します。

人によっては大きな健康増進は望めない

サプリがおすすめといえるのは、栄養バランスが偏った食生活を送っている方です。そのため、栄養バランスが整っている方の場合はせっかくサプリを摂取しても大きな健康増進は望めないという点がデメリットとして挙げられます。

例えば、減量のために食事量をセーブしていたり、食が細くどうしても食事を摂るのが難しいなど、食事から必要な栄養素を摂取するのが難しい状況にある人にサプリがおすすめであるといえるでしょう。

サプリ選びは難しい

自分に合ったサプリ選びは難しいという点もデメリットのひとつです。特に最近ではインターネットで口コミが多く寄せられているサプリもあります。どうしても口コミを重視しがちではありますが、このような評判はあくまでも参考程度に留めておいたほうが良いでしょう。

また、価格が高いからといって良いサプリとは限りませんので、しっかりと成分や内容を見て判断することが必要です。本当に自分に合ったサプリを選ぶのは難しいといえます。

安全性

さまざまなサプリが市販されているため、安全性についても考えておきたいところです。サプリによって起こる健康被害はその多くが軽いものであり、それぞれの体調や体質に影響される部分が多いとされています。

ただし、一部のサプリでは素材の安全性そのものが問題となることもあります。このことから、2020年4月には新たな食品表示制度の施行が行われ、摂取量などに注意すべきものを指定成分等として管理することや、指定成分を含むものについては表示を義務付けるといった決まりが定められています。

参照元:新たな食品表示制度の完全施行について消費者庁より[pdf]

目の下のたるみやしわに良いといわれる成分

ヒアルロン酸

ヒアルロン酸とは、優れた保水力を持つ成分であり1グラムで6リットルもの水分を保てるといわれています。このヒアルロン酸は肌の内部や関節部分などに多く存在しており、みずみずしい肌を保つために非常に大切な成分です。しかし、ヒアルロン酸は年齢とともに減っていくもので、ピークは20代。30代半ばからは不足しがちになり、60代を迎えると、20代のおよそ半分の量になるといわれています。

このヒアルロン酸の減少により肌が乾燥しがちになり、たるんでしまう原因になります。そこで、サプリを活用してヒアルロン酸を意識的に補ってあげると良いとされています。

コラーゲン

コラーゲンとは、人の骨や皮膚、血管などに多く含まれているタンパク質のひとつです。人体を構成するのに欠かせない成分で、人間の体に存在するタンパク質のうち、およそ3割はコラーゲンが占めています。さらに、肌の内部にある真皮ではおよそ7割を占めており、細胞同士を結合させることによって肌のハリや弾力を保つ働きをしています。 しかし、このコラーゲンも加齢に伴い徐々に減少していきます。20代を境にどんどん減少し、30代になると半分以下まで減少するというデータもあります。

コラーゲンの量が減ってしまうと肌の弾力を保つことが難しくなるためにシワ・たるみができやすくなりますし、コラーゲン量の減少はヒアルロン酸の量の低下も招くため、肌の乾燥にもつながってしまうという悪循環を引き起こします。このことから、コラーゲンは肌のたるみやしわに大きく関わっている成分といえます。

セラミド

セラミドは、肌の中に存在している成分で、角質細胞の隙間を満たして水分などを繋ぎ止める働きを持っています。セラミドで満たされた肌は、外部からの刺激を防ぐ「バリア機能」がしっかりと働いてくれるため、肌荒れしにくく潤いを保つことができると考えられています。潤いを保てる肌は乾燥によるシワの予防が期待できるので、このセラミドが十分あるかどうかもお肌にとっては大切であるといえるでしょう。

しかし、セラミドが不足してしまうとバリア機能が弱まるために、乾燥など外からの刺激に弱い肌になってしまいます。乾燥しやすい肌にならないためにも、サプリなどで十分に補っておきたい成分のひとつです。

ビタミンC

ビタミンCも、お肌のハリや弾力に影響する成分であると考えられています。これは、ビタミンCにはコラーゲンを生成する働きがあるためです。コラーゲンが生成されると、肌の潤いだけではなくハリや弾力も保つことができるようになります。そのため、ビタミンCは肌のたるみとも関係しているといえるでしょう。

もちろん、ビタミンCは顔のたるみにも関わります。
ビタミンCはさまざまな食品に含まれている成分ではあるものの、熱に弱く調理法によってはうまく摂取できないこともありますし、体の外に排出されやすいという面もあります。そのため、サプリメントを上手に活用することでビタミンCを補っていきたいものです。

プラセンタ

「胎盤」を意味するプラセンタは、シワやたるみに働きかける成分として知られています。プラセンタは「グロースファクター」と呼ばれる細胞分裂を促す成長因子を多く持っており、コラーゲンやエラスチンを生み出す働きを持つ線維芽細胞を活性化させるといわれています。コラーゲンやエラスチンを多く生み出せれば、その分お肌はみずみずしく、ハリや弾力も保てるため、シワやたるみの予防につなげることが期待できます。

プラセンタを配合したサプリも多く販売されていますが、その多くは豚由来のものが使用されています。選ぶ際には、プラセンタがどのくらい配合されているか(純末量)をチェックするのがおすすめです。

エラスチン

エラスチンはタンパク質のひとつで、人間の体を構成するのに欠かせない成分です。しなやかで伸縮性を持っており、肌のハリや弾力を保つのに非常に重要な役割を果たしています。エラスチンが不足すると、弾力のない肌になってしまうことでしわやたるみにつながっていきます。

エラスチンは出生前から赤ちゃんの時期までに生成され、その後は減少していくのみで再生しないといわれている点も特徴です。私たちの体内には、エラスチンを分解してしまう酵素がありますが、加齢のほかに紫外線を浴びることで分解酵素が強く働くようになり、結果としてエラスチンが失われていきます。そのため、エラスチンは外から摂取する必要があるといえるでしょう。

シワやたるみへ働きかけると考えられているサプリや成分について説明してきました。

サプリを取り入れる際に覚えておきたいのは、「あくまでも補助的なもの」である点です。まずは日頃の食生活を見直し、必要があれば改善することが大切です。それでも不足するものがある場合に、サプリの利用を検討すると良いでしょう。

また、サプリを取り入れてしばらく経つのに変化が見られない、またサプリでは限界があると感じたときにはクリニックに相談をしてみましょう。

※目の下たるみ・クマの治療について
このサイトで掲載している目の下たるみの治療法は、保険適用外の自由診療です。自由診療は全額自己負担となります。SOグレイスクリニックのレディエッセ注入は1本定価162,800円、TCB-R法であれば定価 547,800円です。症状・治療法・クリニックにより、費用や治療回数・期間は変動しますので、詳しくは直接クリニックへご相談ください。TCB-R法の治療期間に関しては、TCBを行った3週間後にレディエッセ注入を行う為、すべての治療が完了するには1ヶ月程度かかります。

※目の下のたるみ治療のリスクや副作用について
術後4.5日程度で腫れは落ち着きますが、患者さんによっては内出血を生じるケースがあります。

※SOグレイスクリニックの実績について
当院は近藤院長1名がすべての施術を担当しており、SOグレイスクリニックグループ2院の治療実績数は年間2,000人になります。(期間:2010~2020年)

※施術機器について
未承認機器を使用した施術が掲載されています。