【よくある質問に答えます!】手術後凹凸やくぼみが生じる、どのような対処法がありますか。

2021年11月04日 木曜日

手術後凹凸やくぼみが生じる、どのような対処法がありますか。

レディエッセ注射、必要であれば別治療と合わせて対処できます。

■1.脂肪を減らす手術(他院では脱脂と呼ぶことが多いです)のみをお受けになり目の下の凹みや凸凹に悩まれている場合
この場合、もともと目の下のふくらみの下にあった凹みラインやゴルゴラインといった、お顔にもともとあったスジのような凹みラインが改善されていないことが多いです。脂肪を取り過ぎたから凹んだとか、まだ脂肪が残っている気がすると悩まれている方は是非ご相談ください。
私が行っているレディエッセ注射でミッドチークのお肉を持ち上げることで、凹みラインやお顔のバランスが改善出来ることが多いです。ただ本当に脂肪を取り過ぎて目の下が凹んでしまっている場合はエランセというジェルやヒアルロン酸注射で凹みを改善出来ます。また脂肪が減らし足らない場合は再手術で脂肪を最適量減らした後、レディエッセ治療を行います。

■2.脂肪を減らす手術と共に、同日に脂肪注入やヒアルロン酸注射などを行ってお顔の凸凹に悩まれている場合
そもそも脂肪をどれだけ丁寧に目の裏から傷を作らず減らしたとしても直後は患部が腫れており、場合によっては内出血も生じています。その状態で脂肪やヒアルロン酸を膨らみのあった部分近くに注射すること自体、その後お顔がどのようになるかわかりません。私は必ず脂肪を減らす手術から2,3週間あけて注入治療を行っています。
 ヒアルロン酸を同時注入し、凹凸に悩まれている方は3週間ほど様子を見ていくと腫れや内出血が落ちついてきます。そのうえで気になれば是非カウンセリングにお越し下さい。正しくない部位に注入されたヒアルロン酸はヒアルロン酸溶解注射で容易に分解できます。その後、患部を状態にあった正しい治療を行えます。再手術やレディエッセのお注射、またはその両方で綺麗に出来る事がほとんどです。
自分の脂肪を同時注入したことにより、凹凸に悩まれている方もまず3週間は腫れたり内出血しますから焦らず様子を見てください。
注入した脂肪は、永久に定着すると説明されることがありますが、実際は顔の動きにより、マクロファージの貪食で吸収されて行きます。経験上、成長因子(グロースファクター)などの混ぜ物をしなければ、注入された脂肪は吸収されてなくなります。
ただ多量に注入したり、動きでずれて局所的な部分に集まったり、注入時に内出血が多量に出ると血液成分と反応してしこりになる場合があります。自分の脂肪であっても雑菌などで感染・炎症が生じるとやはりしこり形成になることが多いです。
またグロースファクターなどを混ぜれば濃度が濃ければ濃いほど塊を作るようになります。いずれにしても、脂肪注入後、お悩みの方は焦らず3週間は様子を見た上で、まだお悩みがあれば是非カウンセリングにお越し下さい。

近藤 医師

※目の下たるみ・クマの治療について
このサイトで掲載している目の下たるみの治療法は、保険適用外の自由診療です。自由診療は全額自己負担となります。SOグレイスクリニックのレディエッセ注入は1本定価162,800円、TCB-R法であれば定価 547,800円です。症状・治療法・クリニックにより、費用や治療回数・期間は変動しますので、詳しくは直接クリニックへご相談ください。TCB-R法の治療期間に関しては、TCBを行った3週間後にレディエッセ注入を行う為、すべての治療が完了するには1ヶ月程度かかります。

※目の下のたるみ治療のリスクや副作用について
術後4.5日程度で腫れは落ち着きますが、患者さんによっては内出血を生じるケースがあります。

※SOグレイスクリニックの実績について
当院は近藤院長1名がすべての施術を担当しており、SOグレイスクリニックグループ2院の治療実績数は年間2,000人になります。(期間:2010~2020年)

※施術機器について
未承認機器を使用した施術が掲載されています。