【よくある質問に答えます!】目の下のたるみ治療をしたがゴルゴ線が残ってしまった

2021年11月02日 火曜日

目の下たるみ取り&脂肪注入をしましたが、眼の下は凹み、なんだか凸凹になりゴルゴ線が目立ちます。

目の下の膨らみの下にもともとある凹みがどういうものかを知ることがまず必要です。

目の下のふくらみで出来たたるみの治療に対し、多くの医療施設が目の下の脂肪をへらす脱脂術と脂肪注入を同日セットで行っている場合が多いです。
目の下の脂肪をへらすことは皆さん理解出来ますが、その後太ももなどから採取して注入する脂肪を一体目の下のどの部位に注入するのか説明を受けずに治療を受けていたり、医師自身が解らないまま形式的に脂肪を注入していることもあります。

多くの方は膨らみの下にある凹みラインに注入するとお考えでしょう(なかには脂肪をへらした目の下に大腿から採ってきた脂肪を入れると説明を受けたり そう考えている患者様もいらっしゃいますが、減らしたところにまた注入していたら何を行っているかわかりませんね。それは勿論 間違い、論外です)。
私がこのサイトや動画で示したようにこの凹みラインを単なる線や凹みではなく、皮膚と筋肉、骨をつなぎとめる靭帯(じんたい・スジ)でしたね。
自分の脂肪やヒアルロン酸を直接この線に注射すると、その凹みラインには入らず、その上下にずれて両サイドが盛り上がり余計に凹みラインが食い込んで目立つようになるのです。
また手術直後は組織に腫れがあって当然ですが、その段階で注入治療を同時に行うこと自体、私は正しい治療とは考えていません。
当院は、術直後内出血がなくとも、脂肪を減らして腫れが組織的に納まる2,3週後を目途にレディエッセという御注射でミッドチークの組織を若かったときにあった部位に持ち上げることでゴルゴ線や目の下の凹みラインを目立たないように治療しています。

実際この方のように凸凹になった場合は、焦らずまずむくみ、腫れ、内出血がある2−3週間は様子を観てください。
それでも凸凹が気になれば、マッサージでならしてゆくと半年の間なら脂肪はかなり吸収されてゆきます。
ただ注入の際、脂肪に成長因子などを混ぜている場合はしこりになって残ってしまう場合もあります。
初めの半年でしっかり気になる部分をマッサージして脂肪の吸収を早めましょう。いずれにしても他院治療でこのようになった場合は是非当院に診察においで下さい。状況を説明し、最適な対処法を行います。

近藤 医師

※目の下たるみ・クマの治療について
このサイトで掲載している目の下たるみの治療法は、保険適用外の自由診療です。自由診療は全額自己負担となります。SOグレイスクリニックのレディエッセ注入は1本定価162,800円、TCB-R法であれば定価 547,800円です。症状・治療法・クリニックにより、費用や治療回数・期間は変動しますので、詳しくは直接クリニックへご相談ください。TCB-R法の治療期間に関しては、TCBを行った3週間後にレディエッセ注入を行う為、すべての治療が完了するには1ヶ月程度かかります。

※目の下のたるみ治療のリスクや副作用について
術後4.5日程度で腫れは落ち着きますが、患者さんによっては内出血を生じるケースがあります。

※SOグレイスクリニックの実績について
当院は近藤院長1名がすべての施術を担当しており、SOグレイスクリニックグループ2院の治療実績数は年間2,000人になります。(期間:2010~2020年)

※施術機器について
未承認機器を使用した施術が掲載されています。