重度の目のたるみや目袋がある場合に用いられることのある脂肪溶解注射(メソセラピー)。施術の特徴やメリット、デメリット、費用の目安を紹介します。
脂肪溶解注射の施術とは?
脂肪に薬剤を直接注入し、脂肪を溶かすことでたるみを改善する治療法。
目の下のたるみが重度の場合や、目袋が目立つ場合に有効だとされています。 これまでは、フォスファチジルコリンなどの成分のものが主流でしたが、近年は、主成分が植物由来のものが人気です。 最近、主流になっている「BNLS」や「BNLS neo」などの脂肪溶解注射は、これまでのものより腫れが少ない、内出血しにくい、痛みが少ないというメリットがあります。
また、成分も植物由来成分がバランスよく調合され、リンパ循環作用、脂肪分解作用、肌の引きしめ作用により、効果が早く出るようになっています。
脂肪溶解注射のメリット・デメリット
メリット
- ピンポイントで気になる部分の脂肪だけを狙うことができる
- 切開をしないのでダウンタイムが短い
- 痛みがほとんどない
- 注射による施術なので施術時間が短い
デメリット
- むくみや腫れ、内出血が出ることがある
- 目に見える効果が出にくい
- 一度溶解した脂肪は元に戻らない
- 施術後、筋肉痛のような痛みを感じることがある
- 1回では効果が出にくいため、複数回施術を受ける必要がある
脂肪溶解注射のダウンタイム
施術後、赤み、腫れ、内出血などが出ることがありますが、ほとんどの場合1週間ほどで治まります。 また、筋肉痛のような痛みがあることもありますが、数日間で治まり、日常生活に支障をきたすほどではありません。
脂肪溶解注射(メソセラピー)をするリスク
脂肪をピンポイントで狙うことができる脂肪溶解注射。
余分な脂肪を溶解することで、たるみを改善しようとするもので、目袋が目立つ場合などに有効な施術ですが、目の下の眼窩内脂肪だけを的確に狙うことは難しく、周囲の組織にも影響を与えてしまう可能性があります。 脂肪溶解注射によって目の下がくぼんでしまったり、眼窩内脂肪のふくらみが目立ってしまうリスクもあるので注意が必要です。
脂肪溶解注射の料金・費用相場
1回3,000~17,000円と、クリニックによって差があります。
脂肪溶解注射のQ&A
Q.脂肪溶解注射はすぐに効果が出るの?
2~3週間ほどかけて、ゆっくり効果が現れていきますが、最近では2~3日で効果が出てくるものもあります。 1回の施術で効果を実感する人もいますが、何回か施術を受けた方が効果的と言われています。
Q.脂肪溶解注射は誰でも受けられる?
糖尿病の人、心疾患・腎疾患のある人、高血圧の人、妊娠中・授乳中の人、甲状腺機能亢進症の人、アレルギーのある人は受けることができません。 また、体質に不安がある人は、診察の際に医師に相談するようにしましょう。

近藤惣一郎院長
SOグレイスクリニック御殿山
東京都品川区北品川5丁目16−25
お顔専門の美容クリニックとして、目の下のたるみやクマで悩む多くの患者様にそれぞれの悩み、原因にあった最適案治療を提供。医療も美容の外科治療も分け隔てなく、患者様の悩みに寄り添い、手術の負担を最大限軽くし、最大の効果を提供することをモットーにしています。
- 経歴
- 1988年 京都大学 医学部卒業 同年 同大学 脳神経外科入局
- 1995年 京都大学大学院 博士課程修了
- 1996年 国立循環器病センター研究員
- 2000年 東京女子医科大学・非常勤講師 倉敷中央病院、大阪赤十字病院、市立長浜病院勤務 東京女子医科大学、日野記念病院脳神経外科勤務 を経て
- 2003年〜 函館脳神経外科病院 勤務
- 2007年〜2010.2 大手美容外科クリニック勤務
- 2010年4月 SOグレイスクリニック御殿山 開院 院長就任
- 同年10月 SOグレイスクリニック大阪 開院 現在に至る
※目の下たるみ・クマの治療について
このサイトで掲載している目の下たるみの治療法は、保険適用外の自由診療です。自由診療は全額自己負担となります。SOグレイスクリニックのレディエッセ注入は1本定価162,800円、TCB-R法であれば定価 547,800円です。症状・治療法・クリニックにより、費用や治療回数・期間は変動しますので、詳しくは直接クリニックへご相談ください。TCB-R法の治療期間に関しては、TCBを行った3週間後にレディエッセ注入を行う為、すべての治療が完了するには1ヶ月程度かかります。
※目の下のたるみ治療のリスクや副作用について
術後4.5日程度で腫れは落ち着きますが、患者さんによっては内出血を生じるケースがあります。
※SOグレイスクリニックの実績について
当院は近藤院長1名がすべての施術を担当しており、SOグレイスクリニックグループ2院の治療実績数は年間2,000人になります。(期間:2010~2020年)
※施術機器について
未承認機器を使用した施術が掲載されています。