ビタミンA

2021年11月02日 火曜日

このページでは、私たちにとって身近なビタミンAについて紹介しています。どのような成分なのかということはもちろん、お肌にはどのような効果が期待できるのか、また摂取の際の注意点についてまとめました。

目の下のたるみに効果があると評判のビタミンAとは?

ビタミンAは、脂溶性ビタミンのひとつであり、「レチノール」「レチナール」「レチノイン酸」の総称です。私たちの食生活でも非常に身近な成分で、豚レバーや鳥レバー、うなぎ、バター、鶏卵などの動物性食品に多く含まれています。

ビタミンAの主要成分はレチノール。レチノールには目や皮膚の粘膜を健康に保つ働きがありますし、薄暗いところで視力を保つ働きにも関連しています(視細胞の光刺激反応に関わるロドプシンと呼ばれる物質の合成に必要なため)。

体の中にビタミンAが入ると、脂肪とともに小腸から吸収され、そのほとんどが肝臓に蓄えられることになります。そのほかは心臓や肺、腎臓などの組織に血液によって運ばれます。

プロビタミンAとは?

ビタミンAを知る上でもうひとつ覚えておきたいのが、「プロビタミンA」というもの。植物に含まれるβカロテンを摂取すると、小腸上皮細胞でビタミンAに変換されます。このことから、プロビタミンAまたはビタミンA前駆体とも呼ばれており、ビタミンAの仲間として分類されています。

また、プロビタミンAは、体内で必要なだけビタミンAに変換されるといわれています。

ビタミンAに期待できる効果とは?

肌のターンオーバーの正常化

ビタミンAは、皮膚や粘膜を守る役割を持っている成分です。このことから、摂取すると肌のターンオーバーを促進することで肌の生まれ変わりをサポートしてくれると考えられています。

新しいお肌に生まれ変わることで、ニキビ跡の改善やくすんでしまった肌の色ムラを整えるなど、さまざまな効果が期待されています。

肌の土台となる成分の生成を促進

肌のハリや弾力に大きな役割を果たしているコラーゲンやエラスチン、グリコサミノグリカンの生成を促進して、しわやたるみを改善する効果も期待されています。

さらに、ハリのある肌を取り戻すことによって、毛穴の開きなども気にならなくなる可能性もあると考えられています。

ビタミンAを摂取する際の注意点は?

ビタミンAはさまざまな食品からの摂取が可能ですが、脂溶性であるため油を使った調理方法を選ぶと効率よく摂取できます。例えば炒め物や揚げ物など。また、油が入ったドレッシングと一緒にいただくのもオススメです。

また、通常の食生活を送っている限りは不足することはほとんどありませんが、もしビタミンAが欠乏してしまった場合には、暗い場所で視力が衰える夜盲症を発症したり、皮膚や粘膜の乾燥につながるケースもあるとされています。また、子どもの場合には成長障害につながるという可能性も指摘されています。

さらに、ビタミンAは肝臓に貯蔵されるという性質から、過剰摂取によって健康被害が引き起こされるとされています。肝機能障害や骨障害、吐き気や目まいが起こることがあるため、サプリやビタミン剤を利用する場合には摂取目安量をしっかりと確認した上で摂取するようにしてください。

※目の下たるみ・クマの治療について
このサイトで掲載している目の下たるみの治療法は、保険適用外の自由診療です。自由診療は全額自己負担となります。SOグレイスクリニックのレディエッセ注入は1本定価162,800円、TCB-R法であれば定価 547,800円です。症状・治療法・クリニックにより、費用や治療回数・期間は変動しますので、詳しくは直接クリニックへご相談ください。TCB-R法の治療期間に関しては、TCBを行った3週間後にレディエッセ注入を行う為、すべての治療が完了するには1ヶ月程度かかります。

※目の下のたるみ治療のリスクや副作用について
術後4.5日程度で腫れは落ち着きますが、患者さんによっては内出血を生じるケースがあります。

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当院は近藤院長1名がすべての施術を担当しており、SOグレイスクリニックグループ2院の治療実績数は年間2,000人になります。(期間:2010~2020年)

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