『クマ』が気になる

2021年11月02日 火曜日

そのクマの原因はたるみが原因かも…?

クマができる原因、実はたるみが大きな原因となっている場合もあります。なぜたるみによってクマができるのでしょうか。そのメカニズムと正しい対処法について解説していきます。

近藤惣一郎医師
SOグレイスクリニック御殿山 Dr.近藤惣一郎が解説!目の下のクマの原因が凹みによるものなのか、脂肪のふくらみによってできたものなのかで治療法は異なります。

目の下のたるみやクマについて悩んでいる方がたくさんいらっしゃいますが、ご自身のクマの原因をしっかり把握できていない方が実は多くいらっしゃいます。そのため、当院ではカウンセリングで私が1時間以上かけて患者様とじっくり向き合い、その方にあったおすすめの治療法をご案内しています。

クマの原因にあった適切な治療をしないと、目の下のたるみは解消されてもクマが解消されないということも起こりうるからです。

クマは、複数の原因が重なってできるケースが多いので、治療法も単純なものではなく組み合わせて行うケースがほとんどです。

ご自身で自分のクマの原因がわからなくても、カウンセリングでしっかりと診察いたしますので、正しい原因とその治療法を知りたい方は、お気軽にご相談ください。また、メールでのご相談も無料で受け付けておりますので、気になることは何でも聞いて頂ければと思います。

あなたのクマはどんな色?クマの種類について知ろう

クマには主に3つの種類があり、それぞれ原因と対処法には違いがあります。

  1. 茶クマ
  2. 青クマ
  3. 黒クマ

では、早速それぞれのクマの原因と対処法をみていきましょう。

茶クマ

色素沈着などが原因のクマです

色素沈着の主な原因は、皮膚への刺激です。 洗顔などで皮膚が毎日繰り返し摩擦を受けることでメラニン色素が発生して色素沈着したものです。 また、同様に紫外線もメラニンの色素の合成が促進される原因になります。

洗顔のほかにも、普段無意識に行ってしまう「目をこする」といった行為も摩擦となり、茶クマの原因に。目がかゆいと感じたときや目にゴミが入ったときなど、目のまわりをこすったり引っ張ったりしてしまうことはありませんか?また、コンタクトレンズを付けるときや外したときにも目の下をひっぱってしまう方も多いのではないでしょうか。このように目のまわりに刺激を与え続けてしまうと、メラニン色素が蓄積されてしまうため、茶色いクマができてしまいます。また、メイクをするときにあまり刺激を与えてしまうのもクマの原因に。

さらに、乾燥も肌が持つバリア機能を乱す原因となります。バリア機能が乱れることによりメラニン色素が蓄積されてしまい、より茶クマができる状態を促進してしまいます。

茶クマの対処法を紹介

クレンジングの際に目元を強くこすらないように注意し、アイメイクは専用のリムーバーなどを使用して、やさしく洗うように心がけましょう。また、普段からUVケアを怠らないようにしましょう。 

また、「保湿」や「美白」も茶クマの対処方法として忘れてはいけないポイントです。これは、茶クマ改善のためには肌のターンオーバーが大切であるため。肌の乾燥はターンオーバーを滞らせてしまう原因になるため、毎日のケアの中で保湿を心がけましょう。

また、茶クマ改善のためには美白が期待できる化粧品を取り入れてみることもおすすめです。例えば「ビタミンC」や「ビタミンC誘導体」「トラネキサム酸」などが配合されたアイテムを選んでみると良いでしょう。ただし、美白が期待できる成分の化粧品を使ったとしてもすぐに効果を実感できるわけではありませんので、じっくり時間をかけてケアをするといった気持ちで続けていくことが大切です。

青クマ

血行不良などが原因のクマです

血行不良の主な原因は、疲れや睡眠不足によるものです。 また、健康状態が大きく関係しています。 目の下の皮膚は他の皮膚に比べてとても薄く透けやすい部分です。皮膚が薄いために、血行が滞って青黒くなっているのが透けて見えているのです。 目を酷使している人や寝不足の人、冷え性の人は起こりやすいといわれています。

青クマはうっ血した毛細血管が透けて見えている状態です。この毛細血管は、体の中で不要になった二酸化炭素や老廃物を回収するための役割を持っている血管。体のいたるところに毛細血管はありますが、目の下にだけ青クマができてしまうのは、目のまわりの皮膚は頬の1/3程度の薄さしかなく、さらに目のまわりには毛細血管が集中しているため。これらの理由により目の下には青クマができやすいのです。

また、起きている間は常にまばたきを繰り返しており常に動いているため、疲れや凝りがたまりやすい場所であることや、目のまわりはほかの部位に比べて皮脂腺が少なく乾燥しやすいということも、クマができやすい理由であると考えられています。

青クマの対処法を紹介

適度な運動を心がけ、血流をよくして老廃物の排出を促しましょう。またスマートフォンやパソコンを使いすぎず、充分な睡眠を心がけるようにしましょう。 血行不良が青クマとなって透けて目に見えているので、血流をよくすることで見た目は解消します。

火傷しない程度の温かな蒸しタオルを目の上に乗せて、5~15分程度リラックスしてください。冷たいタオルも用意して交互に当てれば、さらに効果的です。 しかし、目の下を温めても一時的に青クマが解消するだけの応急処置にしかなりません。

青クマを根本から解消するには、体質を改善して全身の血流をよくすることです。

また、蒸しタオルで血行を良くすることに加えて、毎日のスキンケアも大切にしたいところです。ドラッグストアなどに足を運ぶと、目のまわりをケアするためのアイテムもたくさん販売されていますので、ぜひ取り入れてみると良いでしょう。 このときに選びたいのが「保湿重視」のアイテム。例えば「セラミド」や「ペプチド」などが配合されたアイテムがおすすめです。また、近年では目もとに使うことによって血行を促してくれるような成分を配合しているものもありますので、こちらにも注目してみると良いでしょう。

ただし、目のまわりに必要以上に摩擦による刺激を与えないためにも、伸びや肌なじみの良さもしっかりとチェックしておきたいところです。

黒クマ

たるみ、皮膚のへこみなどが原因のクマです

黒クマの原因

ほほ骨が低い×眼窩脂肪が少なく、凹みが目立つ

ほほの骨が低いことで、中顔面のお肉が下がり、さらに眼窩脂肪が少ないため加齢とともにますます凹みのラインが強調され、クマのように目立つケース。

ほほ骨が低い×眼窩脂肪が多く、たるみが影になる

ほほの骨が低く、眼窩脂肪が多いことで目の下のたるみが目立ち、膨らみが影になってクマのように見えるケース。

一見すると眼窩脂肪だけの問題のように思えますが、クマと目の下のたるみには密接な関係があります。クマは、もともとの骨格や眼窩脂肪の量に影響されるということを覚えておきましょう。このことをきちんと理解できれば、どんな治療を受ければよいのかわかってくると思います。

黒クマの対処法を紹介

どんな色のクマでも、目の下にクマがあるだけで、顔の印象が暗く老けて見えてしまい、不健康な印象になります。なかでも注目したいのが、たるみが原因となる黒クマです。

この黒クマは他のクマとは違い、セルフケアではなかなか治すことが難しい症状です。そのため、美容クリニックなどで治療を受けるのがおすすめと言えます。

黒い影を作りだす膨らんだ脂肪を取り除くか、凹んでしまっている部分をふっくらとさせてあげることで、黒クマを改善することができます。原因になっているたるみやへこみを取り除く施術を行ってしまえば、黒クマの症状は根本的に解消することが可能なのです。

赤クマ

眼輪筋が透けて見えることなどが原因のクマです

目の下が赤く見える「赤クマ」の原因にはいくつかのものがあるとされています。

理由のひとつとされているのが、目の下にある「眼輪筋」と呼ばれる筋肉が透けて見えてしまっていること。これは、目の下の脂肪により眼輪筋が内側から圧迫され、赤く透けて見えてしまっている状態です。

そのほかにも毛細血管が開いてしまっていることから、目の下が赤くなっているように見える場合も。これは「赤ら顔」とも呼ばれる状態です。特に、色白の人の場合にはより毛細血管が透けて見えやすく、赤クマとなってします傾向があります。

3つ目の原因として挙げられるのが、下まぶたに炎症が起きている場合。炎症が赤クマのように見えてしまっているケースです。このように、赤クマもさまざまな要因が考えられます。

赤クマの対処法を紹介

赤クマができてしまった場合には、まずは目のまわりの血行を良くしてあげましょう。青クマと同様に、蒸しタオルで目のまわりを温めてあげることによって血行を促進できます。蒸しタオルを使って温めるだけでもある程度血行促進が期待できますが、時間に余裕がある場合には、蒸しタオルと冷やしたタオルを交互に目のまわりに当てることでより血行を促進させることができるでしょう。また、全身の血行を良くするためにも適度な運動や入浴の習慣を身につけることもおすすめです。

ただ、赤クマの中には、前項で説明した通り下まぶたの炎症が起きてクマのように見えている場合もありますので、血行を良くしても治らないといった場合にはクリニックの診察が必要になってくる可能性があります。

目の下のたるみとクマの密接な関係

目の下のたるみによるクマは、放置したままにしておくと、たるみがさらに進んでしまうため早めの対策が必要です。 目の下に黒クマが目立ちはじめたと感じたら、すでに目の下の皮膚や筋肉のたるみは、かなり進んでいると考えられます。

寝不足や疲れなどの自覚症状があり、日によってクマが現れたり消えたりを繰り返している程度の一時的なクマであれば、目元専用のクリームでケアしたり、メイクでカバーすることもできるかもしれません。

 美容医療による目の下のたるみ治療は、原因に応じてさまざまな治療法が用意されています。 以前は身体への負担が大きく完治までの期間のながい、切る手術が中心の治療法が知られていましたが、現在では注入やレーザー治療のように大きな痛みや傷を伴わない、負担の少ない治療法が主流になりつつあります。

しかし、美容医療による確実な効果を得たければ、信頼できるクリニックや高い技術を持った医師に治療を依頼することが大切です。

SOグレイスクリニックは、お顔専門の美容クリニック

SOグレイスクリニック御殿山では、年間2,000人(※SOグレイスクリニックグループ2院の2010~2020年期間の実績)という目の下のたるみ治療の実績があります。クリニック独自の画期的なオリジナル治療を求めて、全国各地から多くの患者さんが訪れています。20年に及ぶ脳外科としてのキャリアを持ち数々の命を救ってきた近藤院長は、顕微鏡を使った細かな施術を何度も経験しています。

これまで、脳外科医として多くの患者さんを治療してきた経験から、頭から顔にかけての構造に詳しく、現在は、特に目のまわりの施術に力を入れています。またそれと同時に、いかに患者さんの顔に傷を作らず、負担を少なくするのかという課題に取り組み続け、辿り着いたのが「切らない目の下・たるみとり」の施術です。

「Dr.近藤オリジナル 切らない目の下のクマ・たるみ取り 自己再生TCB」

自己再生TCBは、ほぼ毎日施術するというほどの人気治療です。この治療により、多くの方の目の下のたるみが改善され、目の下のクマの悩みから開放されています。この治療の大きな特徴は、患者さんの若かった頃の目元から中顔面の形態を再現し創り出すことを目的にしているところ。

もちろん、以前から美容外科で行われてきた物理的な「脱脂」とはまったく違い、近藤医師ならではの手術手技で適度な脂肪減量・脂肪減圧を行い、その後、脂肪幹細胞注入で自己再生能力を高めるという方法です。お顔の皮膚を切らないので、傷跡の残るリスクも抑えられます。

「Dr.近藤オリジナル TCB−R/F」

TCB−R/Fは、目の下のたるみとふくらみが混在する患者さんに有効な治療法。下まぶたの裏側から顕微鏡を使ってふくらみ部分の脂肪を除去し、3週間後に「レディエッセ注入」または「脂肪幹細胞注入」を行います。たるみとクマ、そしてシワを総合的に改善し、ダウンタイムや傷跡が残るリスクを抑えた治療法です。目の下のたるみを改善することができれば、あきらめていたクマの症状も治すことが可能です。

※目の下たるみ・クマの治療について
このサイトで掲載している目の下たるみの治療法は、保険適用外の自由診療です。自由診療は全額自己負担となります。SOグレイスクリニックのレディエッセ注入は1本定価162,800円、TCB-R法であれば定価 547,800円です。症状・治療法・クリニックにより、費用や治療回数・期間は変動しますので、詳しくは直接クリニックへご相談ください。TCB-R法の治療期間に関しては、TCBを行った3週間後にレディエッセ注入を行う為、すべての治療が完了するには1ヶ月程度かかります。

※目の下のたるみ治療のリスクや副作用について
術後4.5日程度で腫れは落ち着きますが、患者さんによっては内出血を生じるケースがあります。

※SOグレイスクリニックの実績について
当院は近藤院長1名がすべての施術を担当しており、SOグレイスクリニックグループ2院の治療実績数は年間2,000人になります。(期間:2010~2020年)

※施術機器について
未承認機器を使用した施術が掲載されています。