注射することで、鼻を高くしたり、たるみやシワを改善し、持続期間や効果の点ではヒアルロン酸よりも有効だといわれるレディエッセの安全性について解説しています。

レディエッセは、「カルシウムハイドロキシアパタイト」と呼ばれるカルシウムベースの粒子を使用したジェル状の注入剤です。歯や骨を構成する物質と同じなので、生体親和性が高いのが特徴ですね。FDA、EC、KFDAで医療承認されているので、利用者も多く、シワや顔の輪郭を修正する治療でよく使われています。
生体親和性が高く、異物反応を起こすことはほとんどありません。また、硬くはなったりせずに軟らかいままなので、しこりのように感じることもありませんよ。
Q:レディエッセの効果はどれくらい持つの?
効果は1年半~2年くらいです。そのあと、徐々に吸収されていきます。
ヒアルロン酸と同じような使い方をしますが、持続期間や効果の点でヒアルロン酸よりも有効だといわれています。これは注入後効果をすぐに実感できることに加えて、皮膚内に注射されたカルシウムハイドロキシアパタイトを足がかりにして線維芽細胞が定着し、自分のコラーゲン繊維を新しく生み出すことで、ヒアルロン酸よりも自然な質感が長持ちするためです。
注入されたハイドロキシアパタイトは、1~1年半かけて徐々に吸収され最終的には、カルシウムとリン酸に分解されますが、生成されたコラーゲンのうちの3割程度はその後も永続的に残って、自分のコラーゲンを新しく作り出します。
過剰に危険視されることもあるレディエッセですが、レディエッセの製品自体に危険はありません。レディエッセを、適切な場所へ適切な量を注入してあげればよいのです。しかし、医師の実績や経験値によって仕上がりの差が多いことや、失敗した場合に溶かせないことなどがさまざまな誤解を招いているようです。
※目の下たるみ・クマの治療について
このサイトで掲載している目の下たるみの治療法は、保険適用外の自由診療です。自由診療は全額自己負担となります。SOグレイスクリニックのレディエッセ注入は1本定価162,800円、TCB-R法であれば定価 547,800円です。症状・治療法・クリニックにより、費用や治療回数・期間は変動しますので、詳しくは直接クリニックへご相談ください。TCB-R法の治療期間に関しては、TCBを行った3週間後にレディエッセ注入を行う為、すべての治療が完了するには1ヶ月程度かかります。
※目の下のたるみ治療のリスクや副作用について
術後4.5日程度で腫れは落ち着きますが、患者さんによっては内出血を生じるケースがあります。
※SOグレイスクリニックの実績について
当院は近藤院長1名がすべての施術を担当しており、SOグレイスクリニックグループ2院の治療実績数は年間2,000人になります。(期間:2010~2020年)
※施術機器について
未承認機器を使用した施術が掲載されています。